未 来 へつながる再生 型オーガニック農 業

未来へつながる再生型オーガニック農業

サステナビリティへの使命感を強く持つダヴィネス社。
長年にわたり数々のプロジェクトを通して、自社の信念を世界へと発信してきましたが、2021年、新たに大規模プロジェクトを発表しました。

それは、ヨーロッパ初となる「再生型オーガニックセンター」の設立です。
世界で注目を集める再生型オーガニック農業について、詳しく解説していきます。

再生型オーガニック農業とは

再生型オーガニック農業とは

再生型オーガニック農業とは、化学肥料や農薬の使用を最小限に抑え、不耕起栽培や被覆作物の活用などを通じて土壌の健康を回復し、自然環境を再生させる農業手法です。
科学や機械に依存してきた近代的農業。それらが土壌を破壊してきたことに対し、土壌をいたわり、植物や土壌生物の力を活かして、有機物を豊富に含む豊かな土壌を取り戻します。

再生型オーガニック農業がもたらすメリット
1)干ばつに強い土壌を作る
土壌の炭素含有量を増やし保水性を向上

2)肥料の必要量が減る
害虫に対する抵抗力の強化

3)気候変動を抑制する
気候変動に影響を与える二酸化炭素を土中に隔離
再生型オーガニック農業がもたらすメリット
1)干ばつに強い土壌を作る
土壌の炭素含有量を増やし保水性を向上

2)肥料の必要量が減る
害虫に対する抵抗力の強化

3)気候変動を抑制する
気候変動に影響を与える二酸化炭素を土中に隔離

ヨーロッパ再生型オーガニックセンター 
European Regenerative Organic Center

ヨーロッパ再生型オーガニックセンター

役割と活動
136の実験区間の中で17種類の植物を交代で栽培するなど、再生型農業研究のハブとしての役割を担い、オーガニック農業の運用や小中規模農家の教育支援、化粧品に使用される原料の研究や生産を推進しています。

設立以降、再生型農業を取り入れた土地はミミズの棲息密度が高まるなど、土壌の質に早速の変化がみられています。

有機農業の先駆者、ローデール研究所との提携
2021年7月、ダヴィネス社は再生型オーガニック農業の研究で世界的に知られるローデール研究所と提携し、イタリア・パルマのダヴィネスヴィレッジに隣接した17ヘクタールの土地に、ヨーロッパ再生型オーガニックセンターを設立。

ローデール研究所とのパートナーシップはダヴィネスグループにとって、美・倫理・持続可能性への道を歩むための新たな一歩となりました。

ローデール研究所について

ローデール研究所について

1947年にアメリカ、ペンシルバニア州にて設立。以来再生型オーガニック運動の先駆者として研究や就農者支援、消費者教育に取り組んでいます。

2018年には食物における再生型オーガニック農業の認証制度“Regenerative Organic CertifiedTM”(再生型オーガニック認証)の立ち上げに参画し、遺伝子組み換えや化学物質使用の禁止、土壌の健全性に加え倫理的な畜産、生産者の社会的公正性にわたるまでを評価しています。

2024.03.31